私は、今50歳ですが、子供の頃は、ベーゴマなんかが流行っていました。
ちょうど裏通りに、駄菓子屋さんがあって、どじな私は、ちょっと乗り遅れた方なんですよね。(^o^;
それで、今でもあまりうまくないのですが、自分の子供が小学生の頃、教えてあげるために、また練習してみました。
教えてみると、子供の方が、すぐうまくなるんですよ。練習も夢中でやりますしね。
結果的には、お父さんとしては、あまりかっこよくなかったのですが、親子のコミュニケーションとしては、良かったと思います。
こまについて
こまは、紀元前のエジプトの遺跡から出土しているように、形や遊び方はちがいますが、ヨーロッパをはじめ古くから世界中で親しまれてきました。
日本へは、唐時代の中国から朝鮮の高麗(こま:高句麗)から渡来したと伝えられ、古くは「こまつぶり」とよばれ、いつの間にか、こまとなりました。
そして、各地でそれぞれに工夫されみんなの人気者になりました。
しかし、近頃では、テレビやゲームの方が人気があってだんだん忘れられようとしています。
本格的なこまで遊ぶには、練習しないとうまくできませんが、そんなことから、ご家族のふれあいが生まれればと願います。
●投げこま
ひもを胴に巻いて、勢いよく投げて回します。
この巻き方がなかなか難しいですね。おとうさんの自慢かもしれません。
※紐もついています。
なつかしいおもちゃで、遊ぼう!
T様より
紅こまを購入しましたが、どうも上手くまわらないのと、紐がツルツルと滑り巻きづらいのです。
こまを上手くまわすコツと紐をしっかりと巻くコツがあれば教えていただけませんか?よろしくお願いします。
ご購入ありがとうございます。
ひものこまは、なれないとなかなか、難しいですよね。
まず、巻き方ですが、
ひものはしを一巻きして、こぶを作ります。
上の軸に一巻きします。このとき、あらかじめ、作っていたこぶではずれないようにして下さい。
紐の先を、まっすぐ下の軸まで持ってきて、順番に下の方から、上に向かって巻き付けます。このとき、強く巻くとどうしても滑ってしまうので、ならべるように巻くのが良いと思います。
巻き終わったら紐の先を小指ではさんで、勢いよくこまを投げ、こまとひもが離れる直前に手前に引っぱってください。
何度もやっているうちに、こつが分かってきますよ。
紀元前のエジプトの遺跡でも出土しているように、形や遊び方はことなりますが、ヨーロッパをはじめ古くから世界中でしたしまれてきました。
日本へは、唐時代の中国から朝鮮の高麗(こま:高句麗)をへて渡来したと伝えられ、古くは「こまつぶり」とよばれ、いつの間にか、こまとなりました。
その後、回転する動きのおもしろさからさまざまな形態、遊び方が各地で生まれました。
胴に細長い穴をあけたうなりごま、ハスの実状の大きな胴に細い鉄棒をとおした安定性抜群の博多ごま、巻貝にろうをつめこんだべいごま(明治末期には鉄製のものがあらわれました)、戦闘力を高めるために胴に鉄板をまいた鉄胴ごま、2つの胴を尻合わせにつなぎヨーヨーのようにしてあそぶ輪鼓(りゅうご)など多くの種類があります。
鉄胴ごま、べいごまはひもを胴にまきつけ、地面になげつけて回転させます。また、むちごまはむち状のひもで回転するこまをたたいて回転を持続させます。輪鼓は両手でひもをもち、空中で回転させます。
博多ごまは曲ごまとして元禄年間に大流行し、大道芸人や芝居小屋での興行が盛んでした。はやりすぎて問題も生じたらしく、1701年(元禄14)、06年(宝永3)、10年、29年(享保14)と4度にわたって幕府から禁止令がだされています。今日、寄席などで人気のあるこまの曲芸はその伝統をひいています。
力学的にみると、こまは、回転軸を中心とする慣性の法則によって倒れずにいることができます。
これは、アイススケートでスピンする選手がたおれないことや、自転車のタイヤが回転することで、転倒しないのと同じことですね。
(参考資料 "こま(ゲーム)" Microsoft(R) Encarta(R)
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