青竹花器
だからこそ、昔から、そのまま、釣竿、物干し竿、矢、槍、筆などに使われ、空洞、節は、花器、食器、楽器、水筒 などに利用されました。また、繊維の強さは、様々に加工され、弓、提灯、籠、ざるを生みました。
そして、竹の持つ潔さは、「竹を割ったような性格」とか、「破竹の勢い」という言葉に残っています。
こんなすばらしい竹ですが、最近では、プラスティックなどの化学製品に押され、姿を消しつつあります。
私が、子どもの頃町内にあった身近な竹林も、だんだん姿を消しつつあります。
しかし、竹のたくましい成長力、強さ、しなやかさ、美しさは、変わりません。
私は、そんな竹が大好きです。