駿河竹千筋細工、行灯と虫籠展
静岡銀行安西支店 ロビー9月1日(月)−9月30日(火)

「駿河竹千筋細工」の虫籠や行灯は、
江戸時代から盛んに作られてきました。
「虫籠を買うて裾野に向かいけり」と
俳人鬼貫の句が残っています様に
当時の東海道でありました今の静岡市七間町には、
虫籠の店がならび東海道を行き交う
参勤交代の大名を始め旅人たちに親しまれてきました。
今は、虫籠も工業製品が多くなりましたが、
皆さんもお子さんのころにお使いになった方も
多いと思います。懐かしい虫籠です。
行灯も、江戸時代より盛んでしたが、
現代でも電気がさなどの照明器具に多く使われています。
竹の行灯は、夏は涼しげに、また秋冬は
暖かなぬくもりを感じます。
ひごの作る光と影の美しさと和の空間は、とてもやさしいです。
灯火親しむ秋、竹の虫籠で虫の音を楽しめたら素敵ですね。

虫籠 江戸時代からあります。


行灯 懐かしいです。


駿河竹千筋細工


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