「駿河竹千筋細工」展

工芸品名 「駿河竹千筋細工」
期 間 99年1月30日−3月7日
時 間 午前9時30分より午後4時30分
場 所 清水市フェルケール博物館
清水市港町2−8−11
主催者 フェルケール博物館
お問合せ フェルケール博物館へ。電話 0543−52−8060


★ 静岡県は竹材が豊富なことから、背負篭、草刈篭、野菜篭、養蚕用桑篭、茶摘篭、魚篭、土砂や石炭運搬用のパイスケ、竹行李などの竹細工(竹工芸品)を製作・生産してきました。近くは、登呂遺跡からも竹製のザルが発掘され、県内でも古代より存在していたことが証明されています。
これらの竹工芸技術の粋といわれるのが、江戸時代(天保11年)より始まる竹千筋細工と呼ばれるもので、0.8ミリほどの竹ヒゴを組み合わせて作る菓子器や花篭、鳥篭、行灯などは、その精巧さと美しさにおいて、多くの人々を魅了してきました。
今回は駿河職人尽シリーズの第4回目として、駿河竹千筋細工の伝統工芸士の中から静岡市の黒田英一氏、高橋一雄氏、小林昭輔氏の3氏と、漁篭師として活躍された故人の太田徳太郎氏(浜松)をご紹介いたします。


展示場

御所車

道具
静かな展示場にたくさんの作品が並んでいるので、落ちついて楽しめます。 最近ではあまり作られなくなった御所車などの珍しくまた貴重な作品です。 なんと古い道具類もあります。今では使われていない炭用のこてや、手動穴あけ気もあります。

いつもは見られない貴重な作品や道具の数々、ぜひお越し下さい。

展示会のお知らせひとことどうぞ|駿河屋|せんすじ