静岡市には、歴史的に伝統工芸品の「駿河竹千筋細工」をはじめ、
漆器、蒔絵、指物、塗下駄、ひきもの、染物などの伝統工芸品が、数多く存在しています。
今月は、お正月らしく駿河蒔絵を紹介します。 |
見城剛弘さんの作品、羽子板です。たいへん立体的で豪華です。 見城さんは、まだ若い方ですが、お父さんと一生懸命修行しています。 この羽子板は、石膏を盛った上に、金箔をのせているそうです。 蒔絵というのは、漆で絵を描き、それが、乾き掛けの一瞬をねらって、金粉を蒔くのが、基本的なことですが、これが微妙で、何時間も待って、 朝の4時頃ようやく蒔けたと言うこともあるそうです。 |
伝統工芸士 福嶋隆司さんの手鏡です。 左が、扇、右が、鶴のデザインです。 福嶋さんは、10月のするがクリエイティブ作品展より にも出品していただきました。あのときは、ちょっと変わったモノと言うことでお願いしましたが、 今回は、本格的な蒔絵を出してもらいました。 お正月らしく、おめでたい柄です。 |