★お茶と竹工芸’99★

 昨年の11月に念願のお茶を始めて12月には、お茶会と順調に(?)お稽古しています。
まだ、私の目指す竹工芸と茶の湯の接点は見つかりませんが、茶の湯のおもしろさは少しずつわかりかけてきました。〜ほんとかな?

〜今までのお話は、★お茶と竹工芸98年★

ひとことどうぞせんすじ


3月24日水曜日

今日から、炉、薄茶、平点前だよ〜。やったね!なんだか、ようやく入り口までたどり着いたって感じ。(^^)
昨日は、煎茶教室へ行った。
煎茶って、小さいお茶碗でかわいいね。


3月7日日曜日

前回、行きながら入れなかった、勤青のお茶会。
今回は、竹の組合の事務長も呼んでくれて、行ってみたらなんと教室の先生もいてくれて!
先生の弟子の教室だから当たり前だけど。

ところで、昨日は、江戸千家の茶の湯教室に行って来たよ。
組合の研修事業で、職人仲間と一緒。
う〜ん、みんなお茶の事知らないとやりにくいよね。
で、こっちも飲み方って思ったよりうまくなくて。(^^;
でも、三回も飲んだら、さすがに思い出したけどね。
ついつい、足の運びが気になっちゃうけど、右足で出ていったり、左足で入ってきたりと気になると気になるね〜。
全体的には、裏と大して変わりないみたいだけど、飲み終わったお茶碗。縁内だけ?
確か、外に出して拝見するんだと思ったんだけど、外へ出しといたら、「内へ入れて
取りに来たら、正面を向こうに向けて出しなさい」と言われ、ちょっとむっとしてしまった。

そうそう、竹の組合員ということで茶杓をいっぱい出してくれたよ。
それぞれ、樋があって、ちょっとシミのあるのもあった。
20本以上も出してくれて、らふちゃんだったら、きっと大喜びだったろうね。見せたかったあ。
あ、共筒もみんなさすがについてたよ。
誰かが、共筒を削るのに、回数があるとかいってた。ホント?


1月27日水曜日

今日は8回目のお稽古。
24日のお茶会の影響か、かっこよくやろうとか邪心が入ってまるでだめ。
だいたい、茶巾でお茶碗拭くのが苦手なもんだから無意識にとばしてしまった。ポカッ!
2回目は、それでも○。一生懸命やったからね。
で、1服飲んで、3回目はとうとう千歳盆。
今までが略盆と言って普通のお盆なのに、今回は茶びつで練習。おお!思ったよりすらすら。やっぱ、基本ができてるとね〜。ははは。(^^;
早く、柄杓でカンッって言うのがやりたい!


1月24日日曜日

○初釜の茶会
きょう、初めてのお茶会に行った。
ホントは去年の暮れお茶会デビューはしたんだけど、あまりの大茶会でお手前は遙か彼方だし、(う〜ん、100人くらい入ったかな)立礼といって、テーブルでぜんぜんお茶会らしくなかった。
今回は、いつも教えていただいているカルチャーセンターの先生のご自宅。
不安だらけだったので去年の暮れ放送されたNHKの「初めてのお茶会」のビデオを一週間じっくり見て気分は辰巳琢郎?
でも、ちょっと心配な私のために、工芸仲間も呼んでくれて、ほっと、一安心。偶然だけど、彼は10年以上前から先生の弟子だったそうだ。で、男性は、彼と2人だけ。

初釜の茶会と言うことで、模範稽古から。
和服姿のお姉さん方。いいねえ。いろいろな方のお点前を見てると勉強になるけど、ホントにかっこよかった〜。
凛としていて、ふくささばきもパリ!って感じで、ちょっとくらい間違えていても素人にはわからないよ。

梅○席入り。
一通り終わったところで、いよいよお茶会。
いったん外へ出て、雨がしとしとふりはじめた中、つくばいで手をすすぎ、情緒あるね〜、いざお茶室へ。
席入りというのが、なかなか難しくて、初心者の私は簡単と言うことで次客と言って2番手だ。
お茶会と言ってもカルチャーの延長で先生が真ん中で「はい、そこでおじぎ」「はい、立って」「ほら、右足」と言ってくれるのでほとんどロボット状態。
床の間の掛け軸には、梅がなんとかって書いてあったけど、あ、忘れた...。メモしときゃよかった。(^^;

○炭点前
最初は、お炭。
カルチャーセンターでは、炭が使えないので新鮮。そういえば、映画「利休」は確か炭のシーンからだったような気がする。楽風さんが「カルチャーでは炭が使えないからいやだ」って言ってた。心の師匠の はなさんも「炭の点前が大好き」って、やっぱり炭点前っていいねえ。

○茶杓。
点心が終わって、いったん待合いへ。ここの掛け軸は、覚えてる。
「金毛獅子吼」
金の獅子だからライオンかな?
銅鑼の合図でまたお茶室へ。
いちばん気になったのは、やっぱり茶杓。
濃茶の茶杓は、なんと節が3つ。
これは、珍しいよね。あの短い間に3つの節を持ってくるなんて。
銘は、「無事」
3つの節が「現在」「過去」「未来」を表してるんだって。
そういえば、はなさんにもらっていただいた茶杓は「未来」
先の方に節を持ってきたからそう名付けたんだけど、ちょっと通じるところがあるね。
薄茶の茶杓は、すごい光沢の煤竹茶杓。藤枝の旧家を取り壊したときに出てきた煤竹だって。いいなあ。

○来年は...。
残念ながら、今回はお正月と言うこともあって竹の出番はあまりなかった。
茶の湯って、なにより季節感を大事にするからね。
でも、たぶん夏から秋は虫籠とか活躍するよね。そのときは、うちも活躍しよう!
それから今年は、お客さんだったけど、来年はぜひお点前をしたいな。