竹の曲線 優美に
静岡市の伝統工芸「駿河竹千筋細工」の新作展（静岡竹工芸協同組合、市主催）が９日、ＪＲ静岡駅構内の駿府楽市で始まった。２１日まで、竹の繊細さと優美な曲線を生かした作品を展示即売する。
伝統工芸士や技術者が出品した９４点が並ぶ。
展示に先立って審査を行い、最高賞の関東経済産業局長賞に、篠宮康博さんを選んだ。篠宮さんの作品「花籠 昇竜手つき」は、手提げ部分を含めて高さ９０ｃｍの大作で、「竹の特性を見事に生かした、伸びやかで新鮮なデザイン」と評価を受けた。
温かみのある行灯や照明カバー、手軽な値段の花器なども来場者の人気を集めている。
篠宮さん以外の受賞者は、次の通り。
県知事賞、大村俊一○市長賞 杉山雅泰○伝統的工芸品産業振興協会長賞 倉野あい子○静岡竹工芸協同組合理事長賞 小林昭輔○アイデア賞 松下愛○奨励賞 黒田英一
静岡新聞 2003年１月10日 より引用しました。
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今回は、２５周年記念と言うことで、出品がいつもより５０％も増え、大変楽しい展示会になっています。また、全体的に照明が増え、明るい感じがします。
賞の方は、中堅伝統工芸士の篠宮さんが最高賞を取り、また若手の松下愛ちゃんの「kicca」は、アイデア賞受賞でした。おめでとうございます！
来年は、腰を据えて良いものを創って、ぜひ入賞したい！と、気持ちも新たにしました。