伝統工芸技術秀士に認定蒔絵師 安野武士さん 竹細工師 篠宮 茂さん
静岡市は十七日、本年度の市伝統工芸技術秀土に蒔絵(まきえ)師の安野武士さん(63)=同市田町=と竹細工師の篠宮茂さん(72)=同市八幡=を認定し、市役所で顕彰式を開いた。
小嶋善吉市長は「今後も市の伝統工芸を守り伝えてください」と述べ、認定書を手渡した。安野さんんと篠宮さんはそれぞれ「認定を励みに後継者育成に努めます」 「50年間無我夢中でやってきた。この感激を胸にさらに精進します」と語った。
安野さんは元県蒔絵協同組合理事長で現理事。蒔絵技術をすずり箱など伝統的な作品に表現することを得意としている。
篠宮さんは学校卒業と同時に市内の竹細工師に弟子入りし、後に竹千筋細工の指導を受けた。竹千筋の流れるような曲線を自由に操る作風で高い評価を得ている。
静岡新聞 2002年4月18日 より引用しました。
篠宮さんは、以前にもお知らせしましたが、今年の駿河竹干筋細工の新作展コンクールで最高賞の関東経済産業長賞を受賞し、また若い職人さん、松下愛さんを育てるなど、活躍しています。
とてもしっかりした作品を制作していますので、今回の伝統工芸修士は、ほんとによかったです。●格調高い竹千筋細工 駿河竹干筋細工新作展コンクールの受賞について
●伝統工芸に若い感性 松下愛さんについて
掲載されました(^^)○展示会のお知らせ ひとことどうぞ○さわやか伝統工芸 せんすじ