本物の鈴虫は、もちろん夏から秋ですね。
春先に、ケースの中に、白いモシャモシャした物を見つけたときには、もうかゆくなってしまいます。
夏ごろには、リーンリーンといい声で鳴きます。源氏物語にも「鈴虫」ってでてきますから、昔から、虫の王様みたいな感じだったんでしょうか?
こちらは、そんなかわいい鈴虫をそのまんまの形で竹で作っています。
足は、黒竹の枝を利用しています。
羽根を広げて鳴いている方がオス(左)、広げてない方がメス(右)です。メスには、卵を生むための卵管がありますよ。
実演なんかで、東京のデパートへ行くと、だいたい興味を見せてくれるのは、おじさん、おにいさんと思っていると、若い女性の方も、うれしそうに「かっわいい〜」と眺めてくれます。
動かないし、きれいですし、かみつきもしませんからでしょうか?
お値段を見て、あきらめる方もいますし、セットで買われる方も多いです。
虫かご(3000円)をいれると約、8000円です。
それでも、机なんかの上で、なんとなくいやされる感じがたまらないそうです。
2004年には、雑誌に紹介されました。
2004年7月 インテリア専門誌_ELLE
DECO(エルデコ)73 (アシェット婦人画報社さん) に掲載作品です。
2004年6月発売の「家庭画報7月号、夏情緒ある涼しいくらしを」特集 掲載作品です。