●テレビ放送のお知らせ
「美の壺 納涼!日本の夏スペシャル」再放送
BSプレミアム 2011年 8月14日(日)10-11時
美の壺は、様々なものに関して、その鑑賞の壺を紹介する美術番組です。
今だからこそ知りたい日本の夏 鑑賞のツボを「住」「遊」「食」の三つの切り口から三回にわたって紹介します。
今回は、「遊」ということで、なつかしい虫かごが、放送されます。
竹ひごの作り方なども、紹介されますので、ぜひ、ご覧くださいませ。
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「駿河竹千筋細工」虫籠
竹の虫かごは、風通しがよくて、涼しそうですよね。
そんな涼しさが受けているのか、最近では、夏の風物詩として、雑誌に掲載されることも多くなってきましたよ。インテリアにもおすすめです。 |
駿河竹千筋細工は、日本全国にある編む竹細工と違って、細い丸ひごをさして組み立てるとても繊細な竹細工です。
経産大臣により伝統的工芸品に指定されています。
法隆寺の夢殿をイメージして作りました。
本来は、8角形なのですが、6角形です。
「駿河竹千筋細工」では、丸を曲げるのは 熱い胴乱に巻き付けて曲げるので 簡単にできるのですが、角物はひとつひとつ、こてで曲げるので技術が必要です。
屋根ですが、一般の「駿河竹千筋細工」は、穴をあけた縁に差し込むのですが、 この作品は、束ねて縛っているところがとてもユニークです。
前の扉も気持ちよく開きますし、底もはずれます。
以前「サライ」に載せてもらったときには、中に電球を入れていました。
虫籠と言ってもいろいろな使い方ができるんですね。
2004年7月 インテリア専門誌_ELLE
DECO(エルデコ)73 (アシェット婦人画報社さん) に掲載作品です。
★伝統工芸士 黒田英一の作業風景と虫かごを掲載していただきました。 淡交社 「なごみ」さん 2005年
7月号 「いま見直したい、伝統の夏。涼を呼ぶ〜手仕事が作る夏の風物詩」 6月28日発売